クラウド日報システムを作っていますが、いまだに「日報の目的」が分かりません。
つらつらと思ったことを書いただけです。本当に暇な人だけどうぞ▼
日報はその日の報告。ただそれだけのことだ
「日報」とは一体何なのでしょう?端的に言えば、「その日の報告」ということになります。その日1日で起こったことや、行った業務と、それに伴う結果の報告をするものです。
学生時代に書いた、学級日誌と同じようなものです。
日報を書くことも仕事の一部かもしれませんが、日報を書くことが仕事のメインになることはありません。日報はあくまでも「報告」という副次的なものです。
今日の出来事を上司に説明するつもりで日報を書くだけのことです。
日報は人の血が通っている。良くも悪くも
日記のように日報を使う人もいますが、一般的に日報は読み手と書き手がいます。
交換日記ほどフラットである必要はありませんが、日報を一つの「コミュニケーションツール」として捉えることもできます。しかしこの関係は一方的な求愛に陥らないように注意しなければなりません。
学生の頃、自分の書いた作文を先生に見られるときどう感じましたか?
日報を書く部下も、これに近い気持ちを持っている人がいるかもしれません。これを社内で共有するのもちょっと恥ずかしいかもしれませんね。では、秘密にしますか?
あなたの会社はどう考えますか?
私はいまだにこれに対する答えが分かりません。だからNipoは共有も秘匿もサポートしますが、いまだに正解が分からないからです
わたしのかんがえるさいきょうの日報
作文の授業は嫌いでした。真っ白な原稿用紙を前にして、ただ時間だけが流れる焦燥感は今でも印象深く覚えています。
何を書けばいいのかわからない。日報も同じです。
書くべきことをわかりやすく導いてあげることで書きやすくなります。それは部下の心身的負担を軽減できるはずです。
そして上司は部下の負荷を減らすことが仕事です。
聞きたいことを明確に書けば部下だって日報を書きやすくなる。そこに必要なものは日報のひな形、テンプレートです。
ガイドがあることで日報を書く負担がずっと軽減されます。
本当に大切なことは「聞きたいことを聞き出せる環境」です。白紙の原稿用紙を渡されて、
「書き方が違う」とか「売上高が書かれていない」とかそんなことをいうのは筋違い。
書き方を間違えないような、書き漏らしを無くすような、そんな仕組みが必要です。
それがあれば、ちょっと文章が苦手でもずっと低い負担で日報を書きあげることができるはずです。聞きたいことをはっきりさせましょう。それがわたしの考える最強の日報です
だから書き手の皆さんは、聞きたいことが分からないなら直接聞いてみましょう。
「この日報によって何が知りたいのですか?」